以前から、現在ではあまり使われていない古い真空管を使ったTRXを作ってみたいと思っていました。MT管の機器はここでかなり遊んだので、今回はそれよりも前の時代の真空管の使用をすることを考えていたのですが、配置の制限から、ST/GT管だけでは必要な機能を実現できないことが分かりました。なので、泣く泣くコンパクトロンとサブミニ管に手を出してしまいました。しかしながら、「高性能MT管を使用しない」TRXとコンセプトを変更してなんとか遊び続けたのか本機です。受信機/エキサイターとリニアアンプに分けて作っていまして、それらのケース類はいずれも古い作品の使い回しです。ただし、時間をかけて作ったので、旧作品からは大幅にグレードアップした形にできたのでは？と思っています。

（１）受信機/エキサイタの基本回路-1
（送信用シングルバランス三極管ミクサー、受信用五極管ミクサー、五極管増幅器）


（２）受信機/エキサイタの基本回路-2
（IFフィルタ整合回路、リング変調器、DDS＆Si５３５１のローカル発振器、Sメータ、AF-LPF、エーコン管RFアンプ、チューナブルBPF、AGCアンプ）


（３）受信機/エキサイタの板金工作と配線、動作の様子、外観


（４）リニアアンプの製作-１


（５）